製品情報: 特長

独自技術で高性能、低価格を実現しました。

高画質、高音質

フルHD解像度(1920 x 1080ドット)、毎秒30フレームまでの高品位な映像を最大20拠点で共有できるフルHDのビデオ会議システムを、1台のビデオ会議ハブ VCH1と各拠点のパソコンで実現できます。

ノイズ抑制機能、エコーキャンセラーを内蔵しており、サンプリングレート16kHzのクリアな音声で会話できます。CDレベルの44.1kHzのサンプリングレートを使用することもでき、楽器演奏を伝送するような用途でもお使いいただけます。

使いやすい資料共有機能

パソコンの画面表示を共有する高精細な画面共有機能、ファイルをアップロードして共有するファイル共有機能、自由に書き込めるホワイトボードなど基本的な資料共有の機能が備わっています。

どのパソコンからも資料の共有や共有画面への描画などの操作を行うことができます。表示の変更はすべてのパソコンで連動しますので、説明や議論のポイントを共有することができます。また、操作に慣れていない方も安心して参加できます。


画面共有

デスクトップ全体やアプリケーションの画面表示を共有できます。小さい文字もきちんと表示されますので、この機能によりどのような資料でも共有することができます。どの参加者も画面に矢印のポインターを表示したり、図形や文字を描画することができます。

画面が変化したときだけデータを送る方式ですので、ネットワークを無駄に使用しません。画面の変化が他のパソコンに伝わる遅れは1~2秒程度です。

ファイル共有

テキスト、PDF、静止画、動画、ZIPファイルをアップロードして共有できます。

・PDF、静止画: 矢印ポインター表示、図形、文字書き込みが可能

・テキスト: 指定行の色替え、テキスト編集が可能

アップロードするとき、ダウンロードの許可/禁止を選択できます。メール添付できないサイズのファイルでも、ZIP圧縮して共有できます(最大100MB)。ダウンロードをすべて禁止することもできます。

ホワイトボード

すべての参加者が自由に書き込むことができ、最大10ページまで使用することができます。以下のような操作ができます。

・直線、矩形などの図形の描画、フリーハンド描画

・テキスト入力

・ファイルやクリップボードからの画像取り込み

・描画データのパソコンへの保存

テキストボード

すべての参加者が自由に文字を書き込み、共有することができます。会議のはじめに議題を書いておいたり、会議中に議事録や結論などをまとめるために使用することができます。

パソコンのクリップボードからテキストを貼り付けることもできます。また、テキストデータをパソコンに保存することもできます

いろいろな場面に対応できる画面レイアウト

多様な画面レイアウトが用意されており、テレビ会議システムのようにフルHD映像を全画面表示したり、説明資料と説明する方の映像を並べて表示するなど、 会議やセミナーなどの場面に応じて最適なレイアウトをその場で選択することができます。


カメラ映像を優先して配置した例


資料とカメラ映像を半々に配置した例


資料を大きく配置した例


セミナーモードで開催者のカメラ映像を単一配置した例

セミナーモードでは、開催者は自分の映像を大きなサイズで送りながら各参加者の映像を見ることができます。

また、開催者は参加者の資料共有の操作やマイク入力を止めることができます。

セミナーモードはサーバーソフトウェア Ver. 1.3、クライアントソフトウェア Ver. 1.05からお使いになれます。

簡単な操作

シンプルな会議開催、参加手順

会議を開催したり参加したりするには、まずパソコンで専用のクライアントソフトウエアを起動し、URLを入力してビデオ会議ハブ VCH1と接続します。次にログイン画面でユーザー名とパスワードを入力してログインします。ログインが成功すると直ちに会議画面が表示されます。

クライアントソフトウエアはこのサイトから無償でダウンロードできます。ビデオ会議ハブ VCH1にブラウザでアクセスしてダウンロードすることもできます。


(会議の開催)

会議を開催する場合、登録しているユーザー名とパスワードが必要です。さらに、会議参加パスワードを決めて入力します。

この会議参加パスワードとビデオ会議ハブ VCH1のURLは、別途会議連絡などで通知しておきます。


(会議への参加)

会議に参加する場合、他の参加者と区別できる好きな名前と会議参加パスワードを入力します。

入力した名前は、カメラ映像のウィンドウの上部に表示されます(開催者の場合は表示されません)。


会議の終了

クライアントソフトウエアが終了すると、その参加者は会議から退出します。すべての参加者がいなくなると、会議は終了します。

また、開催者がいなくなると、残っている参加者がいても一定時間後(3分後)に会議は終了します。


直感的で連動する操作

会議中に操作するボタンなどは画面下部の操作バーに置かれており、画面レイアウトや表示資料の変更などのほとんどの操作を直感的に行うことができます。

画面のレイアウトや表示の内容はすべての参加者で共通で、だれかが変更すると他の参加者の画面も連動して変化します。この共通の画面をベースにして、説明や議論などを行うことができます。

クライアントソフトウェア Ver. 1.05からは大型の操作パネルが使えるようになり、タブレット型端末でも容易に操作できるようになりました。

高い安定性

HDやフルHDの高いクオリティの映像でビデオ会議を行うためには、ネットワークが十分な通信速度を持っていることが重要です。特に、多数の拠点を同時接続する場合には高速のネットワークが必要となります。

専用の機材を使うTV会議システムでは、MCU(多地点接続装置)を使用して映像データを再構成してまとめることにより、使用するネットワーク帯域を減らして多拠点接続を可能としています。

ビデオ会議ハブ VCH1では、高価なMCUを使用する代わりに、各パソコンのカメラ解像度を画面配置の変化に応じて最適に調整することにより、使用するネットワーク帯域を減らします。

さらに、サーバーであるビデオ会議ハブ VCH1のネットワーク帯域が不足して映像や音声が不安定にならないように、各パソコンの映像データ量を細かく制御します。

クライアントソフトウェア Ver. 1.05からはネットワーク帯域の変動などのイベントを記憶するログ機能が付加されました。


サーバー帯域検出機能による安定動作

ビデオ会議ハブ VCH1のデータ送信帯域を監視し、その速度に応じて各パソコンの映像データ量を調整します。

送信帯域の不足が検出されると、接続しているすべてのパソコンでビデオや音声データへの帯域の再割り当てが行われます。

また、会議に参加しているパソコンが増加したり、減少したりするたびに、システム全体でサーバー帯域の再割り当てが行われます。


パソコン帯域測定機能による安定動作

パソコンとの接続時にネットワークの速度測定を行い、そのパソコンが送信できる映像の解像度やデータ量の上限を設定します。

これにより通信速度が低い拠点であっても、カメラ映像の品質は制限されますが、安定した接続が可能になります。


音声データの優先

インターネットのような通信帯域が保証されていないネットワーク環境では、一時的に通信速度が低下し、必要な映像や音声データが送れなくなることもありえます。

会議で音声が聞こえなくなると、コミュニケーションは難しくなります。音声データを映像データより優先して送ることにより、音切れを防止し会話のできる状態を維持します。

高いセキュリティ

イントラネット内設置による安全性

お客様の社内ネットワーク内に設置する場合には、サービス提供業者などの運用に依存せず、お客様のセキュリティポリシー、基準にあった運用をすることができます。


通信の安全性

会議データはすべて暗号化されますので、インターネットに接続して運用する場合でも盗聴などから保護されます。サーバー証明書をビデオ会議ハブ VCH1にインストールして、SSL/TLSを使用することもできます。


会議資料の安全性

会議が終了すると、すべての会議資料は消去され、ビデオ会議ハブ VCH1に残ることはありません。さらに、資料データはハードディスクやフラッシュメモリのような不揮発性のメモリには書き込まれないので、会議の途中でビデオ会議ハブ VCH1の電源が落とされた場合にも、資料データがビデオ会議ハブ VCH1に残ることはありません。

 

圧倒的な低価格

ビデオ会議サーバーのソフトウエアを専用設計し、無駄なく高速動作するように作成することにより、低消費電力の小型ハードウエアで動作できるようになりました。これにより、他の会議サーバー製品に比べて大幅な低価格化が可能となりました。

さらに、必要な機能を絞り込むことによって、ソフトウエアの規模と開発コストを抑え、専用機材を使うテレビ会議システムやオンプレミス型のWeb会議サーバーはもちろん、クラウド型のWeb会議サービスと比較しても圧倒的な低価格で提供できるようになりました。


 ・ビデオ会議ハブ VCH1 販売価格  オープン価格(お問い合わせください)


テレビ会議システムとの比較

フルHDのテレビ会議システムの場合、端末10台程度を同時接続するシステムでトータル数百万円から1千万円以上の価格となり、さらに毎年保守費が必要となります。

ビデオ会議ハブ VCH1なら、20台まで同時接続でき、使いやすい資料共有機能も備えているうえ、10分の1程度以下という低価格です。


オンプレミス型のWeb会議サーバー製品との比較

会議サーバーを設備として導入するオンプレミス型の製品では、多くの場合、導入時に100万円程度以上のソフトウエアライセンス費が必要とされ、さらに毎年ライセンス費がかかります。サーバーのハードウエア費用も必要となります。ソフトウエアをカスタマイズできる製品が多いですが、カスタマイズには費用がかかります。

ビデオ会議ハブ VCH1の場合ソフトウエアが組み込みで運用コストがかからず、トータルでは圧倒的な低コストで運用できます。


クラウド型のWeb会議サービスとの比較

多数台接続して、フルHD解像度、30フレーム/秒の映像クオリティを本当に実現できるようなサービスや環境はなかなかありませんが、高画質を謳うサービスで10拠点程度接続できる会議室あるいはライセンスを契約すると、通常一ヶ月あたり3万円から10万円程度以上の費用がかかります。数万円から数十万円の初期費用が必要な場合もあります。

ビデオ会議ハブ VCH1なら、半年から1年分のサービス利用料程度以下の価格で購入できます。あとは使えば使うほどお得です。利用契約や毎年の契約更新のような手続きも不要です。

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